いつも、お互いに心地いい体温になる。

「うん、寂しい……」

「今日はやけに素直だな……。まぁでも、一緒にはいるよ?同じ部屋だし、同じベッドで寝るし、ロフトとクローゼットは防音だし」

コテージに着いて、中に入った。

2階に上がり、手前の部屋で止まる。

「じゃあ、龍牙、また明日ね」

「ん。おやすみ」

俺は紅魅の手を引き寄せて、優しくキスを落とした。

「っ……お、おやすみっ」

紅魅は顔を赤くしながら、ドアを開けて部屋の中に入っていった。

中からは、

「お帰りー……って、え!?どしたの、顔真っ赤だよ!?」