狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

はぁー……無自覚にもほどがある。

「お前以外に、俺が彼女いると思う?」

「お、思いたくない……」

「だろ?俺はもう紅魅だけなの」

「……えへへ、嬉しい」

そうはにかむ紅魅に、心臓が音をたてた。 

……キスしたい。

でも、今したら止まらない。

「あ……帰ったら、龍牙の両親いるんだよね」

「……だな」

「家でも、あんまり一緒にいれなくなるね」

「……寂しい?」

繋いでる手に力を込めた。

あったかい俺の手と、冷たい紅魅の手。