「はい、お待たせ」

花蓮がいっぺんに料理を持ってきた。

すると、目の前にチョコレートパフェを置かれる。

「え?なにこれ。メニューにないよ?」

私の隣に座った花蓮。

そっぽを向きながら、

「……サービスよ」

と言った。

あぁ……この感じ、懐かしいな。

「ねぇ、紅魅は今どこの学校にいるの?」

「ん?えっと……あれ、学校の名前忘れた」

なんだっけ……?

「はぁー……帝京高校」

「そう!帝京高校」