「「「ぶっ……!」」」

「な、はぁっ!?」

水を吹き出した3人と、目を見開く晴夏。

そんなみんなに、首をかしげた。

「なっ、冗談じゃない!私が好きなのは、」

そこまで言って、ピタッと止まった。

……顔、真っ赤。

「私が好きなのは……?」

「……ぅ、お、女じゃなくて、性別男、だもん……」

たぶん、好きな人の性別は男だと言いたいんだろう。

まぁ、晴夏が楽斗を好きなのはバレバレなんだけどね。

だから楽斗も、少し頬を赤らめて微笑んでるし。