狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

ずっと……待ってた。

「お帰り、花蓮……」

「っふぇ……ムカつく。紅魅、本当にムカつくよ……っでも……ごめんなさい。ありが、とう……待っててくれて。ただいま……」

身体を離すと、花蓮の顔は涙でぐちゃぐちゃになってて。

「ってことでー、お腹すいたからチャーハンちょうだい」

「あ、わかった。座ってて」

空いてた席に座らされ、チャーハンを待つことに。

「ねぇ紅魅、お母さんとお姉ちゃん、どうしたの?」

心配そうに晴夏が聞いてきた。

「まぁ、それはまた今度話すよ」

……言えない。

まだ、現実を受け入れられてないから。