狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「紅魅……それ、脱いで」

「え、これ?いいけど……」

言われた通りパーカーを脱ぐと、龍牙にぎゅっと抱き締められた。

肌と肌が密着して、熱い……。

「……家出る前にシときたかった」

「龍牙って、性欲強いよね」

「これでも抑えてんだぜ?四六時中紅魅に欲情してんだから。本当なら、ずっとずっと抱いてたい」

スーっと背中を指で撫でられる。

「ん……っ、ちょ、そこダメ……」

「昼になったらあいつら海から出て海の家に行くから、それまで俺とたーっぷりキスしような?」

「んんっ……や、舌やぁ……っ」