狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

知ってるような、知らないような……。

まぁ、いっか。

私は断念して、おとなしく龍牙の隣に座りお弁当箱を開いた。

「え、少ないね~?足りるの?それ」

楽斗がメロンパンを食べながら聞いてきた。

「これくらいがちょうどいいの」

「でも、少食すぎるよ!?私だったらそれ、5分で食べれちゃう量!」

「元々食欲ないし……ってゆーか、食べたらすぐ戻るから私。晴夏たちといたくない」

関わりたくないんだよ。

龍牙たちは、私が見てきたなかで明らかに違うから。

私のこと全部見透かされそうで、嫌だ。

「えー、私は紅魅といたい!」

「こんな眼帯してる気味悪い人といたいの?晴夏、眼科行きな」