俺、テクあってよかった……!

なんて思ってると、また晴夏と紅魅が来た。

「ねーねー、下暑い」

優をどいて、楽斗の隣に座った晴夏。

紅魅も、俺の隣に来た。

「ひでー……紅魅、隣に……」

「やだ。龍牙じゃなきゃ無理」

優が紅魅に頼むも、即答される。

紅魅、可愛すぎ……。

優はしょうがなく、ひとりがけソファに座った。

「下もクーラーあるだろ~?」

「暑いもん。みんないるし」

人口密度の問題か……?

「あれ……?紅魅、寝てる……」