「つーか紅魅さぁ……毎度毎度俺にキスだけでイかされてるけど、セックスシたくなんねーの?」

ギクッ……!

今日はまだされてないけど、昨日まで何回も何十回もキスでイってる私。

確かに、疼きが止まらなくて止まらなくて、めちゃくちゃにされたいって思った。

「……紅魅の身体、他の男に犯されたままじゃ嫌だ。キスだけじゃなくて身体も俺で上書きしたい」

「龍牙……」

「まぁ、紅魅がしたくなるまで待つから。俺だって、紅魅とのこと大事にしたい」

チュッとキスをされた。

さすがに外だからか、すぐやめてくれたけどね。

「……夜、いいよ」

「え……?」