「め、面倒くさくないの?」
「面倒だったら、とっくに手放してる。今までの女も、1回抱いただけで彼女面してきて面倒だから適当な扱いしてた」
ぎゅ、と繋ぐ手に力を込められた。
「でも、紅魅だけは……もう、手放さないって決めてるから」
「……お腹に思いっきりパンチしたの、怒らないの?」
「あれは痛かったな~。骨折れるかと思ったし~?」
ニヤリと意地悪な笑みをした龍牙。
そ、相当怒ってる……!?
「ご、ごめん……っ。痛かったよね……」
「お詫びに、紅魅からキスしろよ」
え……。
気がつけば、倉庫の裏に来ていた。
「面倒だったら、とっくに手放してる。今までの女も、1回抱いただけで彼女面してきて面倒だから適当な扱いしてた」
ぎゅ、と繋ぐ手に力を込められた。
「でも、紅魅だけは……もう、手放さないって決めてるから」
「……お腹に思いっきりパンチしたの、怒らないの?」
「あれは痛かったな~。骨折れるかと思ったし~?」
ニヤリと意地悪な笑みをした龍牙。
そ、相当怒ってる……!?
「ご、ごめん……っ。痛かったよね……」
「お詫びに、紅魅からキスしろよ」
え……。
気がつけば、倉庫の裏に来ていた。


