頭、撫でてくれた……。

「おーおー?ラブラブですなぁ~?」

「お、怒ってないのかな……?」

「龍牙は紅魅に怒らないっしょ?」

「内心怒ってるかも……」

嫉妬しちゃう醜い私、嫌になる……。

「紅魅も意外と龍牙のこと好きだよね。龍牙のことになると、さらに可愛くなっちゃってさ」

え、そうかな……。

「あ!私、いいこと思いついた!紅魅、一緒に幹部部屋来て!」

「え、晴夏!?」

晴夏は突然私の手を引いて、階段を上がって幹部部屋に行く。

入るなり突然、

「ねぇ!みんなで水着買いに行こ!」