「ほーら、紅魅の熱~い舌で俺の冷たい舌をあっためて?」

「んぁっ……だ、ダメっ……ふぁっ……」

舌を絡められ、力が抜けてく。

付き合い始めてから、わかったことがある。

それは……龍牙が極度のキス魔!

毎日毎日キスしてくるし、よく今までなにもされなかったなって思う。

「あー……かっわいい」

「っ、も、もうダメだってば……!」

なんとか押し返して、キスを止めさせた。

「酸欠になって死んじゃうよ……!」

「……死んだら俺と結婚できなくなるぞ」

なっ……。

「そ、それは……困る、かも……」