本能で足をよじると、龍牙がさらに激しくキスを続ける。

さ、酸欠なっちゃう……っ。

そのとき、龍牙が舌の動きを止めた。

「は……っ、はぁっ……」

ゴクッと空気も溢れそうな唾液も飲み込み、龍牙を見上げた。

「ははっ……キスだけで感じて、イキそうになっちゃった?」

ペロッと自分の唇を舐めた龍牙。

「っ……へ、変態……」

「その反応、処女みたいだな……。まさか、感じたことねぇの……?」

うっ……。

図星をつかれて、素直に頷いた。

「たった1日……好き勝手されたけど、身体は感じなくて。だから、こんな感覚初めてでその……んっ」