◇紅魅said◇

それから、みんな疲れてるということでそれぞれ家に帰宅。

私も龍牙も着替えて、ロフトでまったりしていた。

「あー……疲れた。紅魅、抱き締めさせろ」

「うぅ……」

おとなしく抱き締められる。

恥ずかしい……。

もう、今日何回抱き締められたかな……。

「……熱い」

「まぁ、もう夏だし。嫌い?俺に抱き締められんの」

「……嫌いじゃない」

そう答えると、満足そうに頭を撫でられた。

しばらく撫でられてると、龍牙がピタッと止まった。