「ふっ……まぁ、さっき泣きながら熱~く告白してくれたし?許してやんよ」

「……なんか、S度増してない?」

「紅魅はドMだからな。彼氏様が全部受け入れてやるよ」

俺様度も増してる……。

そんなこんなでみんなの所に戻ると、晴夏たちが駆け寄ってきた。

「く、紅魅ー!大丈夫!?その足!」

「だ、大丈夫だよ」

「もう、晴夏がオロオロしてたんだぜ~?んで、その甘い雰囲気なにー?」

「ハッ……も、もしやお前ら……!」

私をゆっくり降ろしてくれた龍牙。

「んじゃ紅魅。俺行ってくる」

「あ……うん。頑張ってね」

「おう。任せとけ」