狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「「はぁ……っ、はぁ……」」

ふたりとも、息が切れてた。

「あっつ……晴夏、とっととあたってよ」

「こっちの台詞だし!なんで紅魅、あたってくんないの!」

私も晴夏も、汗だくだった。

「あの晴夏さん相手に10分……!」

「紅魅ちゃん、強いな……!」

ふぅ……集中集中!

「紅魅って、同じ動きがないからひやひやするんだけど!」

今度は拳と蹴りを同時にしてきた晴夏。

私は後ろに避けて、回避した。

「ってか……疲れた……」

「なぁ、もう引き分けなんじゃね~?」

「「これ、特訓の意味ないよね……」」