狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

優が説明すると、楽斗はそばにあったドラム缶を叩いた。

「スタート~」

その言葉で、晴夏が回し蹴りを吹っ掛けてきた。

私はそれを避けて、みぞおちに肘をいれようとする。

……が、避けられた。

「紅魅、意外と強いね……」

「晴夏も、想像と違った。私の好きな戦い方でよかったよ」

「手加減なしだからね!」

「同感」

今度は私が蹴りをいれる。

……も、避けられて拳が降ってくる。

それを避けて蹴ろうとするも、また避けられる。

何度かそれが続いて、約10分。