狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

倉庫に着いた私たち。

「よーし紅魅!準備しよ!」

「うん!」

私と晴夏は屋上に移動……の予定だったんだけど。

倉庫の広場で特訓することになった。

黒狼のみんなが、私と晴夏の戦いを見たいって言い出したから。

私は肩まである髪の毛をひとつにまとめて、眼帯も外した。

「ねぇ、晴夏って強いの?」

「あったり前!去年のMVP、私が取ったんだし!」

ふーん。

「ふたり、準備できたか?」

「「はーい」」

「じゃ!先に膝ついた方が負けな!まずは普通に戦うだけ!」