狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「ふーん……で、用件はなに」

ギャルたちを見ると、偉そうに見下してきたそいつ。

「今年のMVP、あんたには取らせないから!
そうやって龍牙様の隣にいれるのも今のうちよ!」

「ちょっと!なに言って……」

言い返そうとする晴夏を止めた私。

「紅魅……」

「あなたたち、頭悪すぎでしょ。MVP取れるのはひとりなんだよ?そうやって協力しても全部このリーダーに裏切られるのがオチね」

私がそう言えば、顔色を変えた後ろのギャルたち。

「え、嘘……」

「私、抜けよっかな……」

などと呟く人達。