いつの間にか、君に恋していたんだ。



永遠に続きそうな会話……


もはや、堂々巡りしてるかも。


「いいえ。輝楽さんのおかげで早く作ることができました。手伝ってもらって私は助かりましたし、嬉しかったです。本当にありがとうございました」


感謝の気持ちをもう1度込めて、少し深く頭を下げた。


その後ににっこり笑いかける。


そうすると、何故か急に輝楽さんの顔が赤くなった。


熱が急に出たんじゃないかって心配になるほど……


「輝楽さん、大丈夫ですか?」


「……何が?」


「顔赤いですよ?」


すごく心配になる。


前も赤くなってたけど、あの時も熱が出てたのかな……?


もしそうなら、太陽君もだけど……


「……知ってる。でも、これは熱のせいじゃない。伊鳥ちゃんのせいだから」


「私、ですか?」


私、そんなことしたかな……?


記憶にないけど……


「はぁ。伊鳥ちゃんが何考えてるのかよく分かる……無自覚って恐ろしいな」


最後の方は小さくて何言ってるのか分からなかったけど……多分独り言。


私って、そんなに分かりやすい……?


「とりあえず、熱ではないんですね?」


「熱じゃない」


きっぱりと否定されて、私は安心した。