いつの間にか、君に恋していたんだ。



さっそく、輝楽さんと料理を作り始めた。


「俺は何すればいい?」


「えっと。じゃあ、野菜を切ってください。だいたいそのまま切ってくださればいいですから。分からなかったら聞いてくださいね」


「了解」


トントンと綺麗に切っていく。


料理してる姿も様になる。


これを知ったら、もっと女の子に人気が出そう……


「どうかした?」


「いえ。輝楽さん、包丁の扱いが上手ですね」


失礼かもしれないけど、料理できないのかと思ってた。


だって、太陽君がわざわざ私に頼んでくるくらいだし、この家に料理できる人いないんだなって思ったから。


輝楽さんって器用なんだな…… 


「別に上手くないよ。料理もそんなにできないし。だから、わざわざ伊鳥ちゃんに頼んだんだろうね」


卑下してるけど、絶対上手。


料理してる人でもこんなに綺麗に切ることはなかなかできないんじゃないかな……


どうして、太陽君は私に頼んできたんだろう……?


不思議に思ったけど、まずは作らないといけないから料理に集中する。


お米を量って炊飯器に入れ、その中にお水を入れて、ポチッと炊飯っていうボタンを押した。


よし、これでご飯は終了。


次はメインの豚のしょうが焼きだね。


しょうがをすりおろしていると、輝楽さんに声をかけられた。