いつの間にか、君に恋していたんだ。



やっぱり言わないといけないのかな……


「言いたくないかもしれないけど、なるべく言ってほしいんだよ!伊鳥が不安そうな顔してるのは見てられない!苦しんでるのなら、少しは助けになりたいんだ」


太陽君の優しさが胸に突き刺さる。


話したら、少しは楽になれるのかな……だったら、話してしまいたい。


本当に不安でたまらないから。


「うん、あのね……」


今の状況を事細かに説明した。


私と咲の問題には触れずに。


「なるほどな。そりゃあ、不安になるよな。俺、少しはクラスの仲が調和されるように働いてみる!」


「ありがとう」    


でも、太陽君には悪いけど、多分無理だと思う。


私と咲が仲直りしない限り、クラスは戻らない。


要は、私の問題なんだ。


でも、解決できるとは思えない。


私はあの時よりはマシだろうけど、変われてないから。


「お、着いた」


もうこれ以上は考えちゃいけない。
 

無駄に心配されてしまう。


「ただいま!」


「お邪魔します」


「おかえり、太陽、伊鳥ちゃん」


「おかえりー!」


輝楽さんは優しい笑顔で、紫織さんは明るい笑顔で出迎えてくれた。


「あ、伊鳥ちゃん!話は聞いたよ!作ってもらってばっかりは悪いから、私も手伝う!」


「あ、いいんですか?なら、お願いします」