いつの間にか、君に恋していたんだ。



「まさか、今日バイトに入ってくる子が伊鳥ちゃんだったとはね」


「はい。私も輝楽さんがここで働いてることを知らなかったので、びっくりしました」


お互い驚いたみたい。


輝楽さんとこんなところで会えるようになるなんてね。


そう考えると、なんだか不思議な縁だなあ……


そういえば、バイトですごくモテてる人がいるって小夜さんが言ってたけど……もしかして、輝楽さんのことかな?


でも、ここ皆美男美女だし、ちゃんと全員の顔を見たわけじゃないから分からないけど……


それでも、多分輝楽さんはこの中でも1番と言ってもいいくらい整ってる。


綺麗な顔だから、条件は普通に満たしてるよね。


それに、ここの制服も似合ってるし。


……やっぱり、私は場違いだな。


さっきの光景を思い浮かべて、そう思った。


「俺もだよ。それに、オーナーの姪だなんて知らなかった」


「話してませんでしたしね。それに、小夜さんはとっても美人ですけど、私は全然似てませんし。仮にも叔母なのに……」


お母さんも小夜さんと同じくらい美人だった。


でも、私はその遺伝子を引き継がなかったんだよね。


少しでも引き継いでたら、少しはマシになったかもしれないのに……


「そう?似てるとこあると思うけど」


「えっ、どこがですか?」


「……はぁ。少しは自分の容姿を自覚してほしい」


首を傾げて聞くと、ため息をつかれてしまった。


ええっと……