チャラい彼は、意外と一途



そんなの見てたんだ……


さすが、佑都先輩……


って、あ……


嬉しさでいっぱいになって忘れてたけど、私もプレゼントあるんだった。


早く渡さないと……


涙を拭って、


「ありがとうございます。すごく嬉しいです。大切にします」


「喜んでもらえてよかったよ」


「あの、実は私もプレゼントを用意したんです。どうぞ」


箱を取り出して、佑都先輩に渡す。


「ありがとう。開けさせてもらうよ?」


「はい、いいですよ」


どんな反応するかな……?


ドキドキしながら窺っていると……


「これ、時計……?」


「はい、そうです。凍堂先輩に聞いたら、佑都先輩が時計を欲しがっていると聞いたので」


「なるほど、律がね。かっこいい時計だよ。ありがとう、ふゆちゃん」


嬉しそうな顔。


喜んでもらえたみたいでよかった……


「この時計変わってるね。光を受けて綺麗に光ってる」


「そういう時計なんです」


こういう時は、ちょうど綺麗に見えるよね。


「まさか時計を贈られるなんてね……ふゆちゃんは知らないだろうけど」