チャラい彼は、意外と一途



あれ?


なんか、文字が刻まれてる。


見てみると、私のイニシャルが刻まれていた。


いや、それよりもこれって…… 


「dolce(ドルチェ)じゃないですか!」
 

dolceは今女の子にとても注目されてるブランド。


どの商品もとっても可愛いんだけど、ブランドなだけあってものすごく高いんだ。


このネックレスは相当高いに違いない。


「うん、そうだよ。よく分かったね」 


「このネックレス、いくらしたんですか?」


恐る恐る聞いてみると……


「それは秘密」


佑都先輩口元に人差し指指を当てて、ウインクをした。


結局教えてくれなかったんだ。


様になってるけど……


「まぁ、いくらしても大丈夫だよ。僕ん家お金持ちだから」


にこっといつもの笑顔。


まぁ、確かにそれは知ってる。


でも、それ分寂しい思いをしていることも。


「あ、ふゆちゃん。もう1つのプレゼントも受け取って」