チャラい彼は、意外と一途



「分かりました。お願いします」


「了解。頑張ってね」


凍堂先輩のおかげで完全に決意が固まった。


絶対に伝える。


もう迷ったりしない。


それから、放課後になるまで緊張しつつ待った。








放課後になって、心臓がもうバクバクいってる。


「じゃあ、いってきます」


「えぇ。ふゆ、頑張って!」


「ありがとう、紗奈ちゃん!振られたら、慰めてね」


「まぁ、ないと思うけど。分かったわ!また後で連絡してちょうだいよ!」


「うん!」


紗奈ちゃんの応援もあって、励まされた。


私はいろいろな人に励まされたな……


私もそれをいつか返したいな……


「あ、ふゆちゃん!」


「萌、ちゃん」


告白することもあって気合いを入れていると、萌ちゃんと会った。


正直、あれ以来萌ちゃんにあまりいい感情を抱いてない。


邪魔、されるのかな……?


「もしかして、佑都に告白?」


「う、うん」


ちょっと警戒しつつ、頷いた。


嘘つくまでもないから、正直に答える。


「警戒してるね。私のせいなんだろうけど。安心して?私は絶対に邪魔しないから」


えっ……