烈の返事を聞いた後、次の幹部3名も決まった。
皆やる気に満ち溢れていて、そんな彼等を見ながら今後もこの覇桜はきっと心配いらないと確信したーー。
それから暫く覇桜で懐かしい時間を過ごした後、私は皆に別れを告げて倉庫を後にした。
永遠の別れじゃないのに泣き出すメンバーもいて、私も釣られてまた泣きそうになった。
理「涼、色々ありがとうね。」
家に送ってもらう車の中、私は隣に座る涼に言った。
直人と紫苑とは倉庫で別れた。もちろん、また会う約束をして。
涼「皆、理央に会いたがってたからな。連れて来るのは当たり前だろ。」
理「それもそうなんだけど…。私をずっと探してくれた事。」
きっと涼たちが会いに来てくれなければ、私は咲良の思いも知らずに今でも自分を責め続けていた。
涼「…本当は迷ってたんだ。理央に会うべきかどうか。
俺たちと会うことでまた理央が余計に苦しむんじゃないかって。」
「でも…」と涼は続ける。


