「理央さん、覇桜に戻って来てくれるんですよね?」
1人のメンバーが期待に胸を膨らませるように言った。
真っ直ぐな目が私をじっと見つめている。
こんな自分勝手な私を再び受け入れてくれた皆。
そんな皆を私はまた裏切る事になってしまうと考えると申し訳なさで胸が苦しくなる。
理「…ッその事で話があるの。私は覇桜には戻らない。」
その言葉で声には出さないものの、皆が動揺しているのが分かった。
それもそうだ。戻って来たと思ったら今度こそチームを去ると言うのだから。
だけど、私は話を続けた。
ちゃんと決めた事だから、これが私のけじめ。
私は覇桜を去ってから今までの事を全て話した。
その間、皆は黙って聞いてくれていた。


