No.1ガール〜桜の姫〜②


読み終えた時、頬をツーッと何かが流れていた。



あれ、私泣いてるの?



手で触るとそれは紛れもなく涙で、拭っても拭っても流れてくる。



あんなにも押し込めてきたのに、まるでダムが壊れたかのように次々と涙が溢れる。



理「可笑しいな、涙が止まらないよ…。」


菜「理央、泣いていいんだよ?泣いてもいい!今までよく頑張ったね。」



そう言って私を強く優しく抱きしめる菜々夏。



…泣いても、いいの?



私は咲良を死に追いやった。だから泣く資格なんてないと思ってた…。



だけど、菜々夏に抱きしめられている温かさがより私の涙腺を緩める。




涼「これで分かったんじゃないか?咲良はお前が自分を責め続けることを望んでない。それは理央自身が1番分かってるはずだろ?」




そうだ、涼の言う通りだね。咲良はそう言う子だった。



『私はいつでも理央の味方だよ!』



これが咲良の口癖。



どうして忘れてたんだろう?




今までずっと自分を責め続けた。


咲良が死んだのは全部私の所為だって。



だけど、この咲良からの手紙が私の心を
闇に埋もれていた心を救い出してくれたんだーーー。