読み終えた時、頬をツーッと何かが流れていた。
あれ、私泣いてるの?
手で触るとそれは紛れもなく涙で、拭っても拭っても流れてくる。
あんなにも押し込めてきたのに、まるでダムが壊れたかのように次々と涙が溢れる。
理「可笑しいな、涙が止まらないよ…。」
菜「理央、泣いていいんだよ?泣いてもいい!今までよく頑張ったね。」
そう言って私を強く優しく抱きしめる菜々夏。
…泣いても、いいの?
私は咲良を死に追いやった。だから泣く資格なんてないと思ってた…。
だけど、菜々夏に抱きしめられている温かさがより私の涙腺を緩める。
涼「これで分かったんじゃないか?咲良はお前が自分を責め続けることを望んでない。それは理央自身が1番分かってるはずだろ?」
そうだ、涼の言う通りだね。咲良はそう言う子だった。
『私はいつでも理央の味方だよ!』
これが咲良の口癖。
どうして忘れてたんだろう?
今までずっと自分を責め続けた。
咲良が死んだのは全部私の所為だって。
だけど、この咲良からの手紙が私の心を
闇に埋もれていた心を救い出してくれたんだーーー。


