No.1ガール〜桜の姫〜②


向かった先は屋上。


時々、咲良と2人で気持ちがいいからと屋上でお弁当を食べていた。



ここに咲良はいる気がする。


私は乱れる呼吸を整えて重たそうなドアに手を掛けた。



ギーーッ


軋む音と共にドアが開くと気持ちのいい風が頬を掠めた。



目の前には青い空。


屋上を囲むように置かれた鉄柵。


そして、その鉄柵の向こうにはずっと探していた咲良の姿。