結局、答えは出ないまま時間だけが過ぎ、気がつくと八雲と会ってからもうすぐ1ヶ月が経とうとしていた。
咲良は相変わらず学校にも倉庫にも来ていない。
何度か家まで会いに行ったけど、何かしらの理由を付けて追い返されている。
今日は土曜日。
皆、倉庫でそれぞれ思い思いの事をして過ごしている。
桐谷組の動きも全くないため、前ほどの緊張感はなくなっていた。
ガチャ
紫「あ、涼おかえりー。咲ちゃん会ってくれた?」
紫苑にそう聞かれて首を横に振る涼。
涼は必ず週に一度は咲良に会いに行っている。
今は無理でも、諦めなければいつかは会ってくれるんじゃないかって涼は言ってた。


