涼「おい2人とも、そんな呑気な事言ってる場合じゃないだろ?」
そう言って、まるで他人事の2人を軽く叱る涼はやっぱり覇桜の兄的存在なんだと思う。
涼「理央、その八雲って奴が裏の人間なのは確かなのか?」
理「うん、本人が言ってたからそれは間違いないと思う…。でもそれだけじゃ正直情報が不十分過ぎて正体を掴むのは難しいかもしれない。今、陸玖に調べてもらってるところ。」
倉庫に来る途中で私は陸玖に八雲と言う男を調べてもらうよう頼んであった。
この手の情報は陸玖に頼むのが一番だ。
因みに、涼たちは陸玖の事は知っている。だけど私たちの家が水蓮組と言うことは言っていない。
涼「そうか。ならその辺は陸玖に任せるとして、
俺たちはどうする?今の話だと八雲は俺たちを狙ってくるって事だろ?」
そう、きっと八雲は覇桜の皆を狙ってくる。
いくら皆が強いと言っても、相手の正体が分からない以上油断はできない。
理「今後は皆一人での行動は避けて必ず3人以上で動くこと。何か少しでも変わった事があればすぐに報告。街の見回りも強化する。」
涼「分かった、下の奴らにも伝えておく。」
理「よろしくね、涼。直人と紫苑も分かった?」
「「了解。」」
絶対に皆を傷付けさせたりはしない。
ーーー総長として、仲間として。


