理「馬鹿にしないでくれる?覇桜はあなたが思っているほど弱くない。それに、私がいる限り皆には手を出させない。」
ーーー私が絶対に守ってみせる。
「…そうか。今は何を言っても良い返事は貰えなさそうだな。仕方ない、一旦今日はここで引くとしよう。」
そう言うと八雲はあっさりと車に乗り込んだ。
ドアを閉める間際、
「その自信と選択が後悔を生まないことを祈るよ。」
そう言い残して、車は夜の繁華街へと消えて行った。
…一体、何だったの?
あまりにもすんなりと帰って行ったものだから少し呆気にとられる。
だけど、あの感じは冗談とも思えない。
とにかく皆に言わなくちゃ。
私は急いで倉庫に戻った。


