理「そんな誘いを黙って受けるとでも?」
そう簡単に「はい、分かりました。」なんて言うわけがない。
もし力づくでもと言うのなら喜んで応戦する。
私はいつでも動けるよう相手に分からない程度に身構えた。
「やはりそう簡単にはいかないか。俺もあまり手荒な手段は使いたくないんだけどね。」
そう言いながらかけている眼鏡をクイッと上げる八雲。
理「そんなに気を使ってもらわなくてもいつでも相手になるけど?あなたが言ってくれたように、私は強いから負ける気はないけれど。」
「ククッその強気な感じもいいねえ。ますます欲しくなったよ。……そうだな、もしあんたの大切な物が危ない目に合うと言われたらどうだ?」
そう言ってニヤリと笑みを浮かべる。
クッ、覇桜の皆を人質に取る気ね…。
覇桜を人質にすれば私が言う通りにすると思ってる。
だけど、覇桜はそんなすぐ簡単にやられる程弱くない。
皆の強さは総長の私が1番分かってるもの。


