陸「…あぁ、苦しむだろうな。」
俺はきっぱりと答えた。
涼「…そうか。」
陸「ただ、それでもお前らが理央に会いに行くって言うなら俺は止めないぞ。」
思ってもみなかった俺の言葉に涼は俯きかけていた顔をサッと上げた。
涼「…いいのか?」
陸「あぁ。」
まあ、普通なら反対されると思うよな。
確かに俺も少し前ならこんな事絶対に思わなかった。
涼たちに会うことでまたあの時みたいになるんじゃないかって。
けど、最近の理央を見て思う。
今なら大丈夫なんじゃないか、乗り越えられるんじゃないかと。
それもこれも翼たちと出会ったおかげかもしれない。


