いつもの2階の部屋に移動した後も暫く何とも言えない空気が漂っていた。 皆んな私が話し出すのを待っている。 いつかは話さなければならないと思ってた。 だけど、いざそうなるとやっぱり怖い。 ドクンドクン さっきから心臓が痛い、手が震える。 私は震える手を抑えるようにして握り締めた。 ギュッ すると、隣に座っていた翼が私の手を優しく包み込んでくれた。 翼「大丈夫だ。」 それだけで、その言葉だけで心が落ち着いて行くのが分かった。 …翼、ありがとう。 私は大きく深呼吸をした。