No.1ガール〜桜の姫〜②




いつもの2階の部屋に移動した後も暫く何とも言えない空気が漂っていた。



皆んな私が話し出すのを待っている。



いつかは話さなければならないと思ってた。


だけど、いざそうなるとやっぱり怖い。



ドクンドクン


さっきから心臓が痛い、手が震える。


私は震える手を抑えるようにして握り締めた。



ギュッ


すると、隣に座っていた翼が私の手を優しく包み込んでくれた。



翼「大丈夫だ。」



それだけで、その言葉だけで心が落ち着いて行くのが分かった。



…翼、ありがとう。



私は大きく深呼吸をした。