すると、首元にヒヤリとした感覚がした。
翼「目、開けていいぞ。」
理「…え、これって。」
目を開けると、私の首元にはリング型のネックレスが掛かっていた。
そしてそのリングは今までずっと翼が付けていた物。
理「これって珀龍神の総長の証だったんじゃないの?」
少し前に翼本人が教えてくれた。
代々珀龍神は総長になると証としてリングを作るって。
そのリングは総長としての覚悟と誇りの証なんだって。
そんな大事な物を貰ってもいいの?
翼「このリングは総長の証、そして総長の女って言う証でもある。」
理「…どう言うこと?」
翼「これも代々の儀式みたいなもんだ。総長に女が出来たらその証としてリングを渡す。そうする事でより一層に守らなきゃならねえって意識が高まるらしい。」
「ま、俺は束縛みたいで嫌だったんだけどな。」と翼は最後に付け足した。


