多分あなたは、誰でもよかった。
私じゃなくても良かっただろうし。
でも私が、あなたでなきゃいけなかった。
傲慢なエゴの末に、私は私の心の底からあなたの幸せを願う。

「私たち、別れようよ。」

愛していた。
今でも時々思う。
その腕に抱かれたい、あなたにこの世で一番愛されたい。離したくない。他の人をあの目で見ないでほしいな、と。

あなたの中では私を愛していたんだと思う。でもね、きっとこのままだと2人ともいい方向に進まないよ。私はあなたを叱ってしまうし、あなたも感情を抑えられなくなるし。


友達のままいればよかったものを、
私があまりにも愛しすぎていたね。

今はもう誰にも言えないけれど、
あなたのことをまだ愛している。
顔を見ると泣いてしまうしね。
私は私が嫌いだよ。だって幾人をも利用している。決して褒められたものじゃないし、嫌われる要素の多い人生ですこと。


私の文章、私の人生、他人の人生を混ぜた、断片的な作り話の中の真実を。誰か見抜けるかな。