カップルは、暴力を振るわれたりするものなの? 相手が同意してなくても、無理やりセックスをするのはいいことなの? …違うよね。 私はそう言って欲しかったのかもしれない。 もしかしたら私は、私のことをを肯定してくれる人を探していたのかもしれない。 そっと、輝羅くんに殴られた肩の傷に手を触れる。 「痛いよ…」 もう何もかもぼろぼろだった。 ぬぐってもぬぐっても、涙が止まらない。 「ただいまー」 お母さんが帰ってきても、涙は止まることなく溢れ続けていた。