せっかく友達になれたかもしれないのに私は走って逃げてしまった。 無理だよ…。 助けてお母さん…お父さん…お兄ちゃん… 辿り着いたのは 「屋上って開くんだ…」 中に入って足から崩れ落ちた。 「うぅーーーー…なんで私は…あーもう最低だ」 あんな言い方しなくてもいいじゃんって 自分でも思うのに… ごめんなさいごめんなさい 「ごめんなさい…」 まだ4月の屋上は肌寒くてでも 暖かい太陽に包まれながら 眠りについてしまった。