清花のところに向かうと、今度はピンクのパーカーが目に入ってきた。
「このパーカー可愛いなぁ」
「似合いそう、試着してきなよ」
「行ってくる♪」
勧められたので、試着してみることに。
おおお……! ゴツく見えない!
生地もそこまで薄くないし、いい感じに骨格をカバーできている!
「これ買おーっと!」
パーカーを着たまま試着室を出ると、清花が白いレースワンピースを手に取って見ていた。
「どう? って、その服可愛い!」
「似合うね。それにデニム合わせると良さそう」
褒められて顔がニヤける。
「えへへ、ありがとう。それ買うの?」
「あー……似合うかな?」
「可愛いと思うよ! ほら!」
鏡の前で服を当てた清花。
うわぁ、めちゃめちゃ可愛い!
知的で上品な清花のイメージにピッタリ!
きっと私が着たら、ビリビリビリッ! って裂けちゃうよねぇ……。
切ない思いを抱えたままレジに向かい、ピンクのパーカーを購入した。
◇
一通り歩き回り、ベンチに座って休憩。
さっきジュース飲みすぎたからかな。トイレに行きたい。
「私トイレ行ってくる」
「一人で平気?」
「大丈夫だよ! すぐ戻るから!」
心配する清花と荷物を置いて、ダッシュでトイレに。
人が多いから混んでるかなと思ってたけど、わりと早めに済ませることができた。
「えーっと……」
どうしよう。
あまりこの店来ないから、どこから来たか忘れちゃった……。
「そうだ! スマホで……」
あ……スマホ、バッグの中だった。
「このパーカー可愛いなぁ」
「似合いそう、試着してきなよ」
「行ってくる♪」
勧められたので、試着してみることに。
おおお……! ゴツく見えない!
生地もそこまで薄くないし、いい感じに骨格をカバーできている!
「これ買おーっと!」
パーカーを着たまま試着室を出ると、清花が白いレースワンピースを手に取って見ていた。
「どう? って、その服可愛い!」
「似合うね。それにデニム合わせると良さそう」
褒められて顔がニヤける。
「えへへ、ありがとう。それ買うの?」
「あー……似合うかな?」
「可愛いと思うよ! ほら!」
鏡の前で服を当てた清花。
うわぁ、めちゃめちゃ可愛い!
知的で上品な清花のイメージにピッタリ!
きっと私が着たら、ビリビリビリッ! って裂けちゃうよねぇ……。
切ない思いを抱えたままレジに向かい、ピンクのパーカーを購入した。
◇
一通り歩き回り、ベンチに座って休憩。
さっきジュース飲みすぎたからかな。トイレに行きたい。
「私トイレ行ってくる」
「一人で平気?」
「大丈夫だよ! すぐ戻るから!」
心配する清花と荷物を置いて、ダッシュでトイレに。
人が多いから混んでるかなと思ってたけど、わりと早めに済ませることができた。
「えーっと……」
どうしよう。
あまりこの店来ないから、どこから来たか忘れちゃった……。
「そうだ! スマホで……」
あ……スマホ、バッグの中だった。



