ライオン少女は宇宙系男子を落としたい

「あー、スッキリした。明莉は? もう他に言いたいことない?」

「えっ?」

「この際、言いたいこと全部言ってスッキリしよーぜ」



普段よりもベラベラしゃべる姿に珍しいなと思い、一体何があったのかと詳しく話を聞いたところ。

どうやら、お泊まり会をきっかけに、家族に自分の気持ちを少しずつ伝えるようになったんだそうで。


雄基さんには、

『兄さんの内面を見てくれる人と付き合って』
『優しすぎるからもう少し鬼になって』
『都合のいい男にならないように、たとえ友達が困っていたとしても、家にホイホイ上げないで』

と言ったらしい。

ブラコンすぎ……。



「親にも、『せめて学校行事ぐらいは来てほしい』って言ったよ。そしたら、短時間だけど、文化祭に来てくれることになった」

「そっか~! 良かったね!」



以前よりも、こまめに家族と連絡を取るようになり、交流する頻度が増えたと、嬉しそうに話してくれた。

よし、次は私の番だ。



「ずっと気になってたんだけど、私や星くんにはツンツンしてるのに、先生や先輩達にはデレデレするのはどうして? あと、いつから腹黒くなったの?」