「……声がデカい」
「あ、ごめん! 本当にシリアルだけで足りるの?」
「うん。無理に食べて吐いたことがあるから。それ以来、夏は軽食が多い」
「だよね。吐いたら、せっかく食べたのに……って悲しくなるしね」
意気投合する千夏と詩恩。
私は食べないと元気出ないタイプだから毎食しっかり食べてるけど……。
「栄養は取れてるの?」
「取ってる。私、家庭科部だよ?」
あ、そうだった。
なら、少量でも栄養取れそうな物作ってるかも。
「じゃあ詩恩は? 美肌の秘訣は食生活って言ってたよね?」
詩恩には、3度の飯より宇宙が好き! ってくらい、食べることにはあまり興味がなさそうなイメージがあるんだよね。
まだ、メロンパンとクリームパンとお粥しか食べてるとこ見たことないし。
もしかして、太陽の光とか空気とかが主食だったりして……⁉
「ちゃんと野菜もお肉も食べてるし、夜は毎日自炊してる」
「なら良かった~!」
植物みたいな食生活ではないとわかり、胸を撫で下ろす。
「アハハ! 北松さん、なんかお母さんみたいだね」
「えっ……そ、そこは彼女って言ってくださいよ~!」
「あ、ごめん! 本当にシリアルだけで足りるの?」
「うん。無理に食べて吐いたことがあるから。それ以来、夏は軽食が多い」
「だよね。吐いたら、せっかく食べたのに……って悲しくなるしね」
意気投合する千夏と詩恩。
私は食べないと元気出ないタイプだから毎食しっかり食べてるけど……。
「栄養は取れてるの?」
「取ってる。私、家庭科部だよ?」
あ、そうだった。
なら、少量でも栄養取れそうな物作ってるかも。
「じゃあ詩恩は? 美肌の秘訣は食生活って言ってたよね?」
詩恩には、3度の飯より宇宙が好き! ってくらい、食べることにはあまり興味がなさそうなイメージがあるんだよね。
まだ、メロンパンとクリームパンとお粥しか食べてるとこ見たことないし。
もしかして、太陽の光とか空気とかが主食だったりして……⁉
「ちゃんと野菜もお肉も食べてるし、夜は毎日自炊してる」
「なら良かった~!」
植物みたいな食生活ではないとわかり、胸を撫で下ろす。
「アハハ! 北松さん、なんかお母さんみたいだね」
「えっ……そ、そこは彼女って言ってくださいよ~!」