「私なんかにキスしたら…… お金もらえちゃったり……するの??」 「え?」 「それとも……和明君の代わりに…… 罰ゲームを受けてあげるの?」 私の口からとびだした惨めな言葉。 跳ね返ってきて、 わたしの心に深く突き刺さった。 遊ばれているって、みじめだな。 また、涙が溢れそう…… いますぐ、綺月君の前から逃げだしたい。 そう思った瞬間。 教卓の足を、荒っぽく掴んだ綺月君。 これじゃ…… 逃げだす隙間すら残っていないよ……