「純白のドレスって、憧れるなぁ」
一生に一度って言うし、私も将来着れたら幸せだろうな。
もちろんその時、私の隣にいるのは律くんだったら──
「俺はしないけどね」
ここで私の気持ちが通じたのかピシャリと遮られた。
「しないって、律くんまさか……独身を希望……?」
「……とは言ってないよね」
本日何度目になるかわからない呆れ顔で私を見た律くん。
「でもしないって……っ、わぁっ!?」
突然、私の手を引いて歩き出した律くんに身体が傾いた直後。
「──教室ではしないよ、プロポーズ」
「……っ、!?」
律くんの口から出てきた言葉に今度は私がピシャリと固まった。



