【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



どちらも人気アイドルグループのメンバーだ。

ちなみに一人は新センターの次世代エースと呼び声も高い……。

そしてとにかく可愛い……!!

私は二冊の写真集を顔の左右に掲げる。


「……どっちが好き……ですか?」


ドキンドキンと高鳴る鼓動。

じーっとこっちを見つめる律くんにゴクリと喉を鳴らした。


「真ん中」

「えっ!? やっぱりセンターの子!?」


とびきり可愛いと大人気の……。


「……鈍感ってタチ悪い」


「えと、ちゃんとわかってるよ……? 美人系よりもセンターの子みたいに可愛らしい人がタイプって」


写真集を掲げた状態のまま律くんに目を上げたその時、