「コンビニ行かせんのすら心配だからって俺から行く?とか言わない」
「……それ、ティラミスまんの買った時!?」
「本来なら日曜だって夕方まで寝てる。芽衣との時間無駄にしたくないから起きた」
「……待って律くん」
「そもそも喜ばせすぎるといつもどっかいっちゃうからこんなこと言わない。離したくないから」
「あの……嬉しすぎて、それ以上はもうっ……」
「ここまでべらべら言うのも芽衣があまりにもわからず屋だから」
そこでようやく、律くんが私の顔を見下ろした。
「本当、人の話聞かないよね」
「うぅ……っ」
罰が悪い私を、律くんは目を細くして見ている。



