【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



「……っ、だって私じゃ……本気にさせられないわけで……いつも私ばっかり好きで……どうしたらいいか、もうわからなくて……それでも律くんが好きで……っ」


むちゃくちゃなことを吐き出して泣きじゃくる私を、律くんが強く抱きしめる。



「──もう何だっていいから俺と生きて」


律くんのその言葉に、呼吸さえ忘れてしまった。


「お前いないと息出来ない」


「あの、律く……」


今なんて言ったの……と確かめたくても、律くんは容赦なく続ける。


「好きじゃなかったらこんなに走んない。四六時中お前の顔見たすぎるからって今でもホーム画面見たりしない」


「うぇ……えっ!?」


変な声が出る。

律くんのスマホの画面に、あの時の私が未だにいるなんて初耳だよ……!?