出番がやってくる時間になって、みんなで体育館へと移動することになった。 ステージの裏に着くと、もうてんやわんやだった。 それぞれの役を務めるため、セリフの読み合わせをしたり、緊張を抑えようとしている人がいたり。 小道具係の子も狭いスペースを行ったり来たりしていて……。 そんな中、空気など読まない二人がいた……。 「今までのことは全部謝る! もう隠しごとなんてしないって誓うよ俺!」 「……信用出来ない! わたしに嘘ついたじゃない!」 もちろんその二人とは玲来ちゃんと矢坂くんである……。