【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



唇を歪めてにんまり笑う東雲さんに怒りすら覚える。


これは矢坂くんの言った通り、私の靴の裏にガムをくっつけられる日も近いかもしれない!


「律って昔からああだから。いくら待っても、あんたに対しても本気にならないよ」


「なっ!?」


「好きだよ、なんて間違っても言わないってことはわたしがよーく知ってるもん」


知ってるもんって。

律くんでもないのに……!?


「それに、わたしは律が好きだよって昔から言い続けても何も言わないの。幼なじみとしてね?って言ったって頷くだけ」


やっぱり東雲さんは律くんのことが好きなんだ。


でも、“幼なじみとしてね?”なんて誤魔化すみたいなことを言ったのは、もしかして……と考えていたら、